無糖男子のティーパーティー

とりあえず、窓を開けてみる

やっぱり女の子がいる
木の枝に股がって林檎を喰わえてる

観察していると、女の子は言った


「ふぁっふぃふぃふぇふぇ」


女の子が何かを言ったが林檎を喰わえたままなので意味不明

意味が理解できていないのに、その子は動いた


「っえ?!!」


なぜか、その子はいきなり飛び込んで来た

準備室に向かって…
俺に向かって…

まさかの行動に対応しきれず
俺は女の子に飛び付かれた勢いで床に尻餅をついた



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