いちごmiruku
千里の気持ち
「私、輝が好きなんだぁ」
今思えば当然の事だった・・・
千里が輝のこと好きだなんて。
「へ、へえそうなんだぁお、応援するよ」
「本当っ?よかった~」
可愛いってこういう子のことを言うんだろうな
あぁ嫉妬?千里が可愛いから・・・
もっと可愛い子に生まれてきたかったなぁ・・・
「苺も輝のこと好きかと思ってた~」
「え?そんなわけないじゃん」
ここはファミレス、千里に話があるって言われて学校帰りに寄ったんだ
でも後悔・・・千里が輝のことが好きって知った瞬間から罪悪感
聞かなかったらまだ好きでいられた
入学式に恋をしたから・・・まだ5ヵ月しか経ってないや・・・
短い片思いだったなぁ・・
なぁんて思っていると
「ねぇ苺は好きな人いないの?」
「えっっ?」
好きな人・・・かぁ
今失恋したよとは言えないしなぁ
「いないよ」
「ふ~んじゃあ好きな人できたら教えてね」
「うん、でも私ブスだし好きな人なんてできないよ~」
「ねぇ前から聞こうと思ってたんだけど・・・」
千里がなにやら真剣な顔で言う
「なに・・・?」
緊張しながらも平静をよそおいながら言う
「なんでいつも自分のことブスっていうの・・・?」
「えっっ」
それは
「ねぇ教えて」
「だって・・・」
「えっっ苺?!」
知らないうちに目に涙がたまって流れ出てくる・・・・
「・・・きいてくれる・・?」
「うん」
「嫌いにならない?」
「うん」
千里side
会った時からずっと不思議だった
苺は私よりずっと可愛い
小さな顔、大きな目、長いまつげ、白い肌、整った顔なのに
いつも口癖のように自分のことブスって言ってる
そのことがやっと聞ける・・・
私はうれしさでいっぱいだった
でも私の予想とはかなりちがうものだった
「私、小4の頃から卒業するまで女子にいじめられてたの
今まで仲良かった子のみんな・・・
なんか一人の男の子が私のこと好きって噂が流れて・・
それでその男の子が好きだった女の子が
次の日から口も聞いてくれなくなって
そしたら私いつの間にか一人になってて・・・
それからずっとみんなが私のことブスっていいながら
いじめてくるの。
だから今でも自分のことブスって言わないと
またいじめられそうで・・・怖くて・・・
千里に嫌われたくなくて言えなかった」
言い終わっても苺はずっと泣いていた・・・
「苺、ごめんねそんなつらい事話させちゃって・・・
でも私絶対、苺のこと嫌いになったりしないから」
苺は「ありがとう」といって帰っていった
「ふぅ~」
今言わなくてもよかったかな?
まぁいっかかわいい幼馴染のためなんだから
くすっ 苺のあの動揺の仕方かわいかったな
「よしっ帰るか!!」
今思えば当然の事だった・・・
千里が輝のこと好きだなんて。
「へ、へえそうなんだぁお、応援するよ」
「本当っ?よかった~」
可愛いってこういう子のことを言うんだろうな
あぁ嫉妬?千里が可愛いから・・・
もっと可愛い子に生まれてきたかったなぁ・・・
「苺も輝のこと好きかと思ってた~」
「え?そんなわけないじゃん」
ここはファミレス、千里に話があるって言われて学校帰りに寄ったんだ
でも後悔・・・千里が輝のことが好きって知った瞬間から罪悪感
聞かなかったらまだ好きでいられた
入学式に恋をしたから・・・まだ5ヵ月しか経ってないや・・・
短い片思いだったなぁ・・
なぁんて思っていると
「ねぇ苺は好きな人いないの?」
「えっっ?」
好きな人・・・かぁ
今失恋したよとは言えないしなぁ
「いないよ」
「ふ~んじゃあ好きな人できたら教えてね」
「うん、でも私ブスだし好きな人なんてできないよ~」
「ねぇ前から聞こうと思ってたんだけど・・・」
千里がなにやら真剣な顔で言う
「なに・・・?」
緊張しながらも平静をよそおいながら言う
「なんでいつも自分のことブスっていうの・・・?」
「えっっ」
それは
「ねぇ教えて」
「だって・・・」
「えっっ苺?!」
知らないうちに目に涙がたまって流れ出てくる・・・・
「・・・きいてくれる・・?」
「うん」
「嫌いにならない?」
「うん」
千里side
会った時からずっと不思議だった
苺は私よりずっと可愛い
小さな顔、大きな目、長いまつげ、白い肌、整った顔なのに
いつも口癖のように自分のことブスって言ってる
そのことがやっと聞ける・・・
私はうれしさでいっぱいだった
でも私の予想とはかなりちがうものだった
「私、小4の頃から卒業するまで女子にいじめられてたの
今まで仲良かった子のみんな・・・
なんか一人の男の子が私のこと好きって噂が流れて・・
それでその男の子が好きだった女の子が
次の日から口も聞いてくれなくなって
そしたら私いつの間にか一人になってて・・・
それからずっとみんなが私のことブスっていいながら
いじめてくるの。
だから今でも自分のことブスって言わないと
またいじめられそうで・・・怖くて・・・
千里に嫌われたくなくて言えなかった」
言い終わっても苺はずっと泣いていた・・・
「苺、ごめんねそんなつらい事話させちゃって・・・
でも私絶対、苺のこと嫌いになったりしないから」
苺は「ありがとう」といって帰っていった
「ふぅ~」
今言わなくてもよかったかな?
まぁいっかかわいい幼馴染のためなんだから
くすっ 苺のあの動揺の仕方かわいかったな
「よしっ帰るか!!」