いちごmiruku
体育祭
「今日は待ちに待った体育祭です。みなさんがんばりましょう。」
今日は体育祭かぁ~。とのんきに考えていたあたし。
「ってえぇぇ?」
みんなが一斉にあたしを見る
「苺?今、校長話てるから・・・」
「あ、うん」
開会式が終わった後千里が聞いてきた
「苺、さっきはどうしたの?」
「あぁ、今日体育祭ってこと忘れてて・・・」
「忘れてたぁ?」
「千里、声でかい」
「あっゴメン。でもどうして?」
「いや・・・なんか考え事してて今日が何日だかもわからずに毎日学校きてたし、先生の話とか全然聞いてなかったから・・・」
「えっ?じゃぁ苺あのこともしらないの・・・?」
「あのことって?」
「え?あんたクラス対抗リレーのアンカーだよ」
「えぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇ。ま、マジで?」
「マジで」
「えっ無理無理あたし足遅いし!!」
「ふふそういうと思った」
「だから安心してアンカーではないよ」
「よかったぁ、・・・ん?じゃあ何番目?」
「33番目」
というとこはうちのクラスは34人だから・・・
「アンカーとほぼかわんないじゃん!!」
「大丈夫だって。アンカーは輝だし、輝ちょー足速いから」
「ならいいけど・・」
あ~あ先生の話ちゃんときいとけばよかった~
後悔・・・
1年生の競技は、クラス対抗リレー、借り物競争の2つ。
人数が多いから種目がすくないんだって。
「次は借り物競争です。1年生の皆さんおねがいします。」
アナウンスがかかる
「苺、行くよ」
「うん」
私は20番目、中間だしまぁいいところだ。
なぁんて思っていると
「増本輝さん、借り物は、好きな人です。」
というアナウンスが聞こえた。
えっ?
好きな人?
だれだろう?
すると輝は迷わず千里を選んだ・・・
え・・・?2人、両思いなんだ・・・
よかったね、千里。
輝side
なんだよ好きな人って。
どうすればいいんだよ・・・
素直に苺にするか・・・?
でも・・・今はまだ告白したくない。
よし、千里にしよう。
アイツなら俺の気持ち知ってるし。
千里side
なんで?なんで私?
「ちょっとなんで苺じゃないのよ!!」
わたしは小声で言った。
すると
「うるせぇ、今はまだ告白したくねぇんだよ。」
あ・・・そういうことか。
でも・・・
「苺、泣きそうになってるわよ?」
「えっ?マジ?」
「えぇ」
どうしよう?と隣で言っている輝。
ふふ。
苺、すべてが終わったらはなしてあげるから。
今はまだ、ごめんね
苺side
「千里よかったね」
作り笑いで千里に笑いかける私
「あ、そのことなんでせど・・・」
「次は1年生によるクラス対抗リレーです」
千里が何が言いたいのかは分からない。
でも、今は聞きたくない・・・。
「千里、行こ」
私は千里の言葉におおいかぶさる様に言った
「あ、うん」
輝side
はぁ・・・俺がアンカーかよ・・・
でも苺からバトンもらうのか・・・
なんか嬉しいな。
「がんばれ~」
ふと見ると俺のクラスは只今3位。
まじで・・・?
2位と1位とは大きな差ができていて1位になるのは、
不可能に近い・・・。
なんて考えていると苺にバトンが渡った。
さて、準備するか・・。
「嘘だろ?」
苺を見ると2位のクラスとの差をだんだん縮めている。
「抜いたっ」
そんな声が聞こえた
ついに抜いたんだ・・・。
「すげー」
これはがんばらないといけねけな
「増本君っ」
そんな声が聞こえた
「パスっ」
「よし」
俺は苺からわたされたバトンをもって走った
だが、結果は2位・・・
「バトン落とすとかありえねぇ」
みんなが口々にそういっている。
まぁそりゃそうだよな
「はぁ」
とため息をつく
あぁ俺嫌われたかも・・・
苺side
一回は1位になったでも、バトンを落とした
「うそ・・・」
みんなが口々に愚痴を言っている。
でもかっこよかった、と思うのは私だけだ」ろうか・・・?
体育祭は優勝し、私はそのとき自分が青団だった、ということが分かった。
うれしいけど、あのことが引っかかる。
あの借り物競争のこと・・・
今日は体育祭かぁ~。とのんきに考えていたあたし。
「ってえぇぇ?」
みんなが一斉にあたしを見る
「苺?今、校長話てるから・・・」
「あ、うん」
開会式が終わった後千里が聞いてきた
「苺、さっきはどうしたの?」
「あぁ、今日体育祭ってこと忘れてて・・・」
「忘れてたぁ?」
「千里、声でかい」
「あっゴメン。でもどうして?」
「いや・・・なんか考え事してて今日が何日だかもわからずに毎日学校きてたし、先生の話とか全然聞いてなかったから・・・」
「えっ?じゃぁ苺あのこともしらないの・・・?」
「あのことって?」
「え?あんたクラス対抗リレーのアンカーだよ」
「えぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇ。ま、マジで?」
「マジで」
「えっ無理無理あたし足遅いし!!」
「ふふそういうと思った」
「だから安心してアンカーではないよ」
「よかったぁ、・・・ん?じゃあ何番目?」
「33番目」
というとこはうちのクラスは34人だから・・・
「アンカーとほぼかわんないじゃん!!」
「大丈夫だって。アンカーは輝だし、輝ちょー足速いから」
「ならいいけど・・」
あ~あ先生の話ちゃんときいとけばよかった~
後悔・・・
1年生の競技は、クラス対抗リレー、借り物競争の2つ。
人数が多いから種目がすくないんだって。
「次は借り物競争です。1年生の皆さんおねがいします。」
アナウンスがかかる
「苺、行くよ」
「うん」
私は20番目、中間だしまぁいいところだ。
なぁんて思っていると
「増本輝さん、借り物は、好きな人です。」
というアナウンスが聞こえた。
えっ?
好きな人?
だれだろう?
すると輝は迷わず千里を選んだ・・・
え・・・?2人、両思いなんだ・・・
よかったね、千里。
輝side
なんだよ好きな人って。
どうすればいいんだよ・・・
素直に苺にするか・・・?
でも・・・今はまだ告白したくない。
よし、千里にしよう。
アイツなら俺の気持ち知ってるし。
千里side
なんで?なんで私?
「ちょっとなんで苺じゃないのよ!!」
わたしは小声で言った。
すると
「うるせぇ、今はまだ告白したくねぇんだよ。」
あ・・・そういうことか。
でも・・・
「苺、泣きそうになってるわよ?」
「えっ?マジ?」
「えぇ」
どうしよう?と隣で言っている輝。
ふふ。
苺、すべてが終わったらはなしてあげるから。
今はまだ、ごめんね
苺side
「千里よかったね」
作り笑いで千里に笑いかける私
「あ、そのことなんでせど・・・」
「次は1年生によるクラス対抗リレーです」
千里が何が言いたいのかは分からない。
でも、今は聞きたくない・・・。
「千里、行こ」
私は千里の言葉におおいかぶさる様に言った
「あ、うん」
輝side
はぁ・・・俺がアンカーかよ・・・
でも苺からバトンもらうのか・・・
なんか嬉しいな。
「がんばれ~」
ふと見ると俺のクラスは只今3位。
まじで・・・?
2位と1位とは大きな差ができていて1位になるのは、
不可能に近い・・・。
なんて考えていると苺にバトンが渡った。
さて、準備するか・・。
「嘘だろ?」
苺を見ると2位のクラスとの差をだんだん縮めている。
「抜いたっ」
そんな声が聞こえた
ついに抜いたんだ・・・。
「すげー」
これはがんばらないといけねけな
「増本君っ」
そんな声が聞こえた
「パスっ」
「よし」
俺は苺からわたされたバトンをもって走った
だが、結果は2位・・・
「バトン落とすとかありえねぇ」
みんなが口々にそういっている。
まぁそりゃそうだよな
「はぁ」
とため息をつく
あぁ俺嫌われたかも・・・
苺side
一回は1位になったでも、バトンを落とした
「うそ・・・」
みんなが口々に愚痴を言っている。
でもかっこよかった、と思うのは私だけだ」ろうか・・・?
体育祭は優勝し、私はそのとき自分が青団だった、ということが分かった。
うれしいけど、あのことが引っかかる。
あの借り物競争のこと・・・