飛行機雲

【ガラガラ・・・】

教室に入ってきたのは、身長が163センチで私より11センチ身長の高くて
髪の色は真っ黒、顔はうーん・・・ま!!達也よりは断然イケメンっ!
実はその人が私の好きな人なんですッ!

名前は『安藤ツバキ(アンドウツバキ)』。
クールでちょっと最初はしゃべりずらかった・・・。
けど、以外にしゃべりかけると話がもろ上がった。
みんなも最初は怖がってしゃべりかけなかったけど、私とツバキが楽しそうにしゃべってるのを見たみんなが、だんだんツバキにしゃべりかけてくれた。
それで今、ツバキは私よりみんなから好かれている。。。
しかも、クラスの女子たちがツバキを狙っているっッ…!

私・・・負けるかもしれない。。。⇦ネガティブ

けど!
私は小学校からツバキのこと知ってるし、仲の良い友人!⇦ポジティブ
・・・・・・
あ・・・けど、私って所詮ツバキの友人なんだなぁ…。⇦またもやネガティブ

「み・・・佳奈美っ!・・・」
【っっ!!!】

「どうしたの?ずっと呼んでたのに・・・。」
と、由紀が言う。
「あ!もしかしてまた、ツバキの事考えてたん?」
【!!!】
「な・・・・なんでわかったん?・・・」
「見てたらわかるって!」
由紀、未夏、香織・・・。
さすが、親友ですわぁ・・・。
それに比べて達也!
あんたさっきから『俺には関係ありませーん』みたいな顔して!
ああああああ、マジKY(ケーワイ)!
「つーか、佳奈美ちゃんってツバキのこと好きやってんなぁ・・・!今初めて知ったわぁ。以外やな(笑)」

・・・・・
《え・・・・・》
みんなが達也にそう反応した。

「えっっ!達也今頃佳奈美がツバキのこと好きやって知ったん?!」
「うん。」

遅っっ!

「ていうか、佳奈美ちゃんは俺の事好きなんやとずっと思ってた(笑)ちがってんナwww」
「んな・・・んな訳あるかぁッッッ!この自意識過剰めっ!」
【バシッ!】
私は思いっきり達也の頭をしばいた。
「いってぇ!・・・・佳奈美ちゃんのあほぉ!」
「アホちゃうし!あっかんべぇ!」
《ハぁ…》
と由紀、未夏、香織がため息をついた。
すると、その時ツバキがこっちにやってきた。
「みんなおはよう。」
《おはよう!》
きゃぁーーー、ツバキやぁ!なんか恥ずかしい!!
「今日も二人とも朝から元気やなぁ(笑)」
「そ・・・そう?」
「うんww」
【にこ】
きゃーー❤今【にこ】って笑ったぁ❤
【ムぅ・・・】っと達也の表情が変わった。
そして達也が「なぁ!ツバキって誰が好きなんっ?」
「え・・・?」
おいおいおい!!!何聞いてんねんっ!ツバキ困ってるやん!
「えー・・・と。・・・・・!」
ほらぁ、ツバキむっちゃ困ってるやんっ!
「早く教えろやぁ!「いるけど・・・?」

《え・・・っ?》



< 3 / 14 >

この作品をシェア

pagetop