飛行機雲
【ガラ】
「みなさんおっはぁ☆」
・・・・・シーン・・・・・
「エ?!結構カッコ良くない?!」
「私好みかも♡」《私もぉ♡》
ザワザワ・・・・
うーん・・・・確かにカッコいいと思うけど・・・・
チャラすぎじゃね?・・・。
「おーーーい!みんなうるさいぞぉ!
えー・・・では!自己紹介してもらいましょうっ!」
「はーい。あ!先生っ、黒板借りていいっすか?」
「おう。いいぞぉ。」
【カッカッカツン】⇦黒板に文字を書く音
「えっとぉ、佐久間忠司(サクマタダシ)っていいまーすっ!
みんなと仲良くなれるようにがんばりまーす!ヨロシクネェ☆」
≪キャーーーーーーーーーーー❤佐久間様ぁ!素敵ぃ♡≫
みんな、あいつのどこがカッコいいんだか・・・・。ハぁ・・・。
「佐久間、お前は山本の隣の席に座れ。」
「っっっえっ?!」
「ヨロシクね☆山本さんっ♡」
≪えええーーーずるいぃ!佳奈美ちゃん変わってぇぇ!≫
「喜んで変わりたいよ!「えー、ひどいなぁ、俺以外に優しいよ?」
「あ・・・そうですか・・・ハハ・・・」⇦声が死んでる。
【ガタン】⇦いすに座る音
いーーーーーやーーーーーー!!!!!
なんで、こいつが私の隣の席なの?!ありえないんだけどぉぉぉ!!!!!
つーか、マジコイツチャラいんだけどぉ!!!!たすけてぇ!
「佳奈美ドンマイ!」⇦香織
「佳奈美かわいそう。。。」⇦由紀
「後から、何かおごってあげよ・・・・。かわいそすぎる。。。」⇦未夏
「佳奈美ちゃん・・・。」⇦達也
「・・・・・。」⇦ツバキ
「名前、何て言うの?おーしえてっ☆」
「え!・・・・何で?」
「うーん・・・友だちだから☆」
「は?!いつ私たち友達のなったん?!聞いてないしぃ!」
「だって言ってないもん☆」
「っっ!・・・・・ハぁ・・・・。」
もう、言い合うのも疲れた・・・。私、もうちょいしたら死ぬかも・・・。
「・・・私は、山本佳奈美。まぁ・・・よろしく。・・・」
「へぇー、佳奈美って言うんやぁ・・・・・・・・「ン?どうしたん?」
【ハッ!】
「エ?!あ、あぁ!いやぁ、かわいい名前やなぁ!って思って!」
「・・・ふーん。」
「あ!そや、かなみっち!中間ここの学校の校内、案内してくれへん?
色々ここの学校のこと知っときたいし☆ま。意味はないけど(笑)」
「ハ?!なん「え!アカン?」⇦キラキラの瞳
「・・・もぉ!しょうがないなぁ!あんたの願い聞くの今回だけやで!」
「うんっ!」
ということで、私は佐久間君に学校の校内を案内することになった。
なぜ、私がぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ?!?!