飛行機雲

「エ?!急に達也どうしたん?!ちょ、ちょっと達也怖いよ?!」
「いいから、ちょっと来てっ!」

【ガシッ】

「おい、やめろや。佳奈美怖がってるやん。まず、その手、放してやれ。」
《エ?》

「っっ!あっ!ごめん!」
【パッ】
「俺、佳奈美に怖い思いさせちゃったな・・・。ごめん・・・。」
「エ?!いいよぉ(笑)ちょっとびっくりしたけど・・・(汗)」
「ホンマごめん!」
「え!やからもういいってぇ!てか、なんか私もごめん!」
「いや。俺こそごめん!」
「いや。私こそごめ・・「おーい。お前ら何謝り合ってんねん。。。おかしい人みたいやぞぉ(笑)」

「・・・あ、ほんまや。何で私たち謝り合ってるんやろ・・・。(笑)」
「ホンマやなぁ(笑)」
「(笑)」

【タタタタタタ・・・】

「どうしたん?楽しそうやんかぁ✿」
「仲間に入れてやぁ(笑)」
「いやぁ、、、。ちょっと俺が佳奈美に怖い思いさせてしまってなぁ・・・(苦笑)」
「エ?!全然怖くなかったって(笑)やから、みんな大丈夫やで(笑)」
「ホンマに?!」
「うん!大丈夫やでw(笑)w」

「なぁなぁ、今からコンビニいかへん?」
「あ!良いよぉー☆けど、何しに行くん?」
「うーん・・・。おかし買いに行くぅ(笑)」
「あ!未夏ナイスっ!私もお菓子買おっ♫」

そして、私たちはコンビニに行った。
その夜、私は達也から電話があった。そして、ひたすら今日のことで謝られた…。
もう、大丈夫なんだけどなぁ・・・。と私はずっと思っていた。
そして、達也からの電話が終わったのは、夜の12時40分だった。
次の日、私は朝寝坊をして遅刻して先生に怒られた。
多分、私はこの日の事を絶対に忘れない。達也には悪いけど、、、
『達也、電話長すぎなんだよッッッ!手短に謝れよッッッ!』と、私は思った。
けど、そのことを達也には言わなかった。だって言ったら、達也絶対に凹むもん。。。





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