さくら**アナザーストーリー**地味子3
それから、永遠と言い訳をするパパ
結局何が、言いたいのかわからない
こーちゃんが口を開きそうになったので
私が止めた
「もーいいから」
それでも しゃべり続けるパパ
「だから、もーいいから!」
私の怒声で、初めて私の方を見る
「結局何をしに来たの?」
「だから、誤りに・・・」
「昔も、そうやって誤ったよね・・・・結果何も変わらない
結局パパは芸能一家の一条家を愛していて
ママは自分が一番好きなのよ 自分を保護してくれるパパを
ママは・・・・・私だけじゃない子供達全員興味がないのよ」
昔からあった違和感 多分 母親は子供をなんとも思っていない
私だけでなく全員を
「そっそれは違うぞ!!!」
そういったのはパパ
「私は両親に抱きしめられた記憶がない
あの記憶をなくした時でさえ
ママはパパの後ろで泣くだけで・・・近づいても来なかった
あの事故の時でさえ、ほとんと見舞いにも来なかった」
「それは、仕事があったんだ!」
また、パパ
「ママ?泣くだけなら 帰って!」
「それはいや!」
その日初めて聞いた母親の声