さくら**アナザーストーリー**地味子3
終結
誰も、何も話さない中
「みなちゃんね。私達は、さくちゃんの頑張りをそれは
小さい頃から見てきたの。一条では、評価されなかった
かもしれないけど、私達は本当の孫と思って、今は、
本当の孫になって、守りたい家族なのよ
その、孫を傷つけられた・・・しかも、本当の両親に
それも、これって何度目?もー我慢の限界なのよ
わかるでしょ。家族が傷つくことは自分が傷つくことよりも
辛いのよ。この子が、頑張って、頑張って手に入れたものを
昔から、見るわけでもない、評価もしない、愛情の欠片もない
この子を、あの人たちから守るために、私達は動いたの
決して、一条がにくいわけではないのよ・・・」
静かに、おばあちゃんが喋り終えると
「ごめんなさいね。すみえちゃん。この子が、記憶を
失くしたとき、みっちゃんと必ず守りましょうねって
誓ったのに、また、同じことを繰り返したバツは
甘んじて受けなくては・・・私は、守ってやれなかった
本当にごめんなさいね」
みなちゃんは、涙を流しながら詫びをした