さくら**アナザーストーリー**地味子3
雅ママが、肩を抱いてくれる
涙が止まらない
私は、愛されている 例え、両親からでなくとも
家族は、ちゃんとここにもあった
おじいちゃんの
「わかった」
一言で、終焉を迎えた
「ところで、おじいさま。」
にっこり微笑みながら
「この書類に、お名前をいただけないでしょうか?」
さゆりの変わり身の速さに、一同・・・・
松平家全員が、書類を見る
「・・・・おまえ、なんていうか・・・
相変わらず・・・仕事が早いなぁ」
「蓮、当たり前でしょ!私の肩には、社員やら
タレントやらどれだけ乗っかってると思ってるのよ」
「・・・まーそうだなぁ」
蓮が苦笑している
「蓮、書くものもってこい。あと、部屋から印鑑も」
おじいちゃんに、言われて出て行く蓮
「後始末は、こちらできちんとしておきます
松平のお手間を、取らせるようなことはしませんので」
真面目な顔で、おじいちゃんに話しかける、さゆり
「相分かった」
さゆりがもってきたものは・・・・
両家の和解が整ったことを、記した書類
連盟にする為、松平の名前を記して欲しいということだった