自己中心的女教師
「てか、一週間前のことなんだけどさ」
倉田がうまいこと(?)話題を変える。
「あっ!そうそう!!あたし週刊紙載ったのよっ!【校長の不正を暴いた勇気ある美人女教師】ですって♪やだ、全部当たってるーっ!
あっほらアンタ達も少しだけ載ってるわよ」
「望月校長にいつものように暴言吐かなかったんだな。なんかいつも俺に言うようにやるんかなーって内心ヒヤヒヤしてたけど、よかったわ」
「さりげなく呼び捨てにするな!!てかあたしがあの校長をまあるくおさめたとでも思ってんの?」
「は?」
倉田の口がポカンと空いた。