自己中心的女教師





仕事終了後、あたしは自宅で泡風呂を楽しんでいた。
もちろんアヒルだって浮かばせている。

「気持ちぃーーーっ」

一日の疲れが吹っ飛んでいく。

この瞬間がたまらない。



―ピーンポーン。


インターホンが鳴った。

てゆうか今風呂に入ってるんだから、来んじゃねぇよ!!

空気読めよ!!とドア越しにいる客に心の中で叫んでみる。



「麗紗?入るよー」


アイツか……。


「今風呂だっちゅうの」



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