自己中心的女教師
第三章 他人よりもあたしのことでしょ?!
中学二年生の頃の夢を見た。
あたしはクラスで浮いていた。
毎日無視されたり物を隠されたり悪口言われたり。
原因は無口だとか美人で顔が目立つとか無愛想とか、まあ理由は様々だろう。
この夢はクラスの奴等に席を廊下に出された時のことだ。
朝、廊下に出された机を発見したあたしは椅子ごと席を教室に運び後ろの元あった場所に戻した。
『てめぇ何やってんだよ』
いじめっ子のリーダーがあたしを突き飛ばした。
『せっかくクラスから追い出してやったのに』
『なんでまた戻って来たんだよ』
あたしはクラスメート全員から罵倒されている。