狼と子羊の物語
「俺?遊紗のもと執事の大石 悠希
遊紗を汚した大石 悠希」
ニヤリと笑い私をみた。
あの日の記憶が蘇ってくる
ヤメテ、ヤメテ…
体全体がドクドクと激しく脈打っている
「汚れた?」
不思議そうに聞く響君に対して
ニヤニヤする最低な男
「汚れ……………「ヤメテ!!!」
「ゆ……さ………?」
私はガタガタと震えてる。
そう、私は、こいつに襲われた。
それを知られた大石 悠希は、
クビとなり私に逆恨みをしている
「へぇー ?
もしかして君知らないんだ?」
そんな事を知らないと分かった男は
それを、見てニヤニヤする最低な奴。
“汚れた"“汚い"
私が一番分かってるのに、
分かってるのに…傷ついている…
「遊紗………」