狼と子羊の物語
そんな事を言われるとは思わなかった
顔をしていたがすぐに
「チッ。ませたガキが。
まあいい、遊紗覚えとけ、お前に
地獄の底まで落としてやるよ。
死にたいくらいのな、フハハハハハハハ!!」
私の脈は、激しさを増すばかりで
止むことがなかった。
大石悠希は、タバコを取りだし姿を消した。
居なくなっても怖くてたまらない。
ガタガタと震えを増すばかり。
脈も壊れるんじゃないかと激しい
「遊紗」
涙は正直だった。
「遊紗、中に入ろう」
と私をかくまい中へと入っていった