狼と子羊の物語
仕方ない…
「遊紗、おはよ」
「え…?あっ、凛ちゃんおはよ!」
前から声が聞こえると思ったら
凛ちゃんだった。
私、もう下駄箱にいたのか…
「ボーとしてるとぶつかるわよ?
って、首どうしたの?」
「ん…?首…?ハッ!」
キ、キ、キ、キスマークーーー!!
「学園1の美少女にキスマークを、
付けるとはね…男共が見たら騒ぐかもね…
って聞いてないし…
遊紗?話聞かせて貰うからね?
屋上行こうか」
「ハッ!ほぇー!?」
凛ちゃんは、にやにやと笑い
逃げようとする私を捕獲し