狼と子羊の物語



「フッそうかいそうかい、でもな


鈴原、俺一応遊紗の執事やけどな…」



「遊紗が、あんたを執事と認めても


私は認めない。遊紗行くよ」




「おいっ凛!」



え…凛…?


今…零君…凛ちゃんを凛って…




「きゃ…!凛ちゃん…!」



凛ちゃんは、私を引っ張り


上履きを履き替え門を出た



ずっと怖い顔をして歩いている。




エクレアつくと元の凛ちゃんに戻り



「遊紗ごめんね、痛かったでしょ…?」




「えっー…だ、大丈夫だよ(ニコ)」




「そう、早く中に入ろう」




「うん!」


凛ちゃんはドアに手をかけ開けた



~カランカラン♪~




「いらっしゃい!

お!凛ちゃんと遊紗ちゃん!」



「こんにちは、翼さん」



「こんにちはー♪」






< 117 / 134 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop