狼と子羊の物語
そんなとき布団をモゾモゾとさせる
遊紗…
「んー…んん…」
大きな声を出したから
あっ、起こしてもうた…………?
「んん…ふぁぁぁぁあ…」
完璧起こしてもうた…………
だか普通に
「おはよ、遊紗」
と俺は言った
「おはよ………?あっ、
もしかして私…泣きつかれて…?」
俺は頷き
「………………バッチリ遊紗…の寝顔見たで♪」
そう言うと
「……………………きゃああああ……」
遊紗は顔を真っ赤にし手で隠した
「恥ずかしいよぉ…………!」