狼と子羊の物語
私は頭をブンブンと横に振る
「歩けるの?」
「あ、歩く!」
私立とうとするが足に力が入らなく
立てない。
その姿をみた響君は、
「ほら、言わんこっちゃない
大人しく言う事聞きなさい」
差し出してくれた手に捕まり
響君の言う事を大人しく聞いた
お姫様だっこをする形になり
そのまま家までの道のりを歩く
「響、重くない………?」
恐る恐る私は聞いた。
「ん?軽いよ。」
「ほ、ほんと……?」
「あぁ、ぬいぐるみを持ってるみたい」