狼と子羊の物語





「七瀬 響」

無表情でスパッと言われた



うぅ、やっぱり怖いよ…




「響さん…よ、よろしくね…?」




「さん付け要らない。

呼び捨てで良い。」




「じゃあ、響君って……呼ぶ!!」



「フッ、ふぁぁぁぁあ…眠い…」



響くんは欠伸をした


そんな時いきなり


後ろから抱き締められた。


ーギュー



「うわあ!と、十和君…?」



犯人は、女の子顔負け十和君




「ゆっちゃぁんゲットぉ♪」




ースリスリー


私の頬に十和君がスリスリとしてきた




「きゃあ、くすぐったいよぉ…///」


「ゆっちゃぁん♪」


そんなことをやっていたら、



零君が殺気をだして



「とーわーくーん?(黒笑)
遊紗に、なにしてんや?」



私たちに近づいてきた



零君は、笑っているみたいだが目が笑ってなーーーい!!



「んーギューしてスリスリしてるのぉ!」





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