狼と子羊の物語




「んー?噛み噛みやで?かわええで


んな、食べてええ(ニコ)?」


からかい、私の顔は真っ赤に…



「えっー…!?」





「おっ、タコみたいや♪」



「れ、零君…!」


「ほんま、見ててあきへん(ニコ)」


ケラケラと笑う零君。



「ば、ばっかあ…!」



「ほんまかわええな(ニコ)

ほな、お姫様行こうか!」




そう言って手を差し出す零君


私手なんか握ったことなく


どうすればいいかわからなかった



「っっ……////」




「んー?どうしたん?」


零君は、不思議そうに私の顔を覗きいた



そして素直に白状すると



「えっ…と…手…握るの…は、初めてで…////」





「ほんま?」



零君は、ビックリした顔して


次の瞬間手で顔を隠した



「え、あっ、うんっ…///」



「そ、それ反則やろ…///」



そう呟いたが私には聞こえなく




零君顔赤い…?熱…あるのかな…



「天然姫…//」



「え…?」


「何でもないで」










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