狼と子羊の物語
えるをつれて、庭に来た
うわあ、綺麗…
えるをつれて帰ってきた日を思い出すな…
私は、ベンチに腰を掛け月を見上げた
「える君は、甘えん坊だねー(ニコ)」
“ニャー"
「クスクス、可愛い…」
えるは、私が学校帰りに拾ってきた猫
まだ、目も開いてなく小さかった
える一匹しか居なく、弱っていたので
すぐに、連れ帰った
お母さんたちはえるを拾ってきた事には
何も言わなく、飼いたいと言ったら
“え?そのために連れてきたんじゃないの?"