狼と子羊の物語
“こんな、小さく可愛い子猫を捨てるとは
最低だな、遊紗ちゃんと面倒見るだぞ?"
“うん!"
“ミルク飲み終わったみたい♪可愛いー
お腹いっぱいになって眠たいみたい…♪"
"寝たみたいだな、遊紗名前は決めたのか?"
“える"
“える?由来は?"
“好きな芸能人がね、猫好きでね
次飼うとしたらえるって名前にするって
書いてあったから"
“える!うんいいじゃないか?"
“あなたの名前はえる君よ♪よろしくね?"
これが、えるとの出会い。
今じゃあ、その弱った面影もなく
元気に成長している。
「える君ー本当に大きくなったねー」
私はえるを撫でていた
「くしゅん…」
寒くなってきたかも。