狼と子羊の物語
ーパサッー
「風邪引くよー?」
「響君ー…」
「そんな意外だった?」
「え…?」
「顔に意外って書いてあるー」
「え!?」
私は顔を隠した
「嘘ー。」
「冗談に聞こえないよ?」
「そうかなー?」
「うん」
響君って、私の父と契約を結んでる会社の社長の子だよね?
「響君…」
「んー?どうしたの?」
「聞きたいことあるの」
私は、あなたが抱えてる闇に触れてしまった
後戻りは許されない。