狼と子羊の物語
遊紗様は、信じられたんだ。
“ミニャー"
「える君今起きたの?
タイミングいいねぇー♪」
えると遊紗様は絵になる。
「えるどこいくの!?」
ーポンッー
ーミニャー
「クス、えるどうしたの?」
ースリスリー
えるは遊紗様の膝から俺の膝に移ってきた
「今笑ったー…」
「え?」
「響君が、笑った!」
と、可愛らしい笑顔を俺に向けてくれた
ードキンー
な、なにこれー…
胸がうるさいー…
「ひ、響君…?」
「あ、あぁ?大丈夫。」
「そう?」