狼と子羊の物語
「遊紗様開けて?」
「コクリ」
ーガチャンー
「ありがと」
中に入り、降ろしてくれた
「涙引っ込んじゃったみたいだね」
「え…?本当…だ…」
顔をさわっても冷たいものは、流れてない
「よかった。遊紗様お部屋で寝れないなら
ここで寝ていいよ?」
「え…?で、でも」
響君の寝るとこなくなっちゃう…
「じゃあ、一緒に寝る~?」
「へ…!?いいの!?」
一緒に寝れれば風邪引かなくて済む!
「え…?あっ、寝よっか…」
「響君…?顔真っ赤…」