狼と子羊の物語



君づけしそうになった…



ふっ、危ない、危ない



「本当、遊紗には敵わないね

遊紗は、素直な子だね?」




「っっ…!」



何でそんな切ない顔するの…?





「遊紗、寝よっか?」





「まだ寝ない!」





「え?」






私はまだ寝たくなかった…



嫌だったんだ。





「体キツくなるよ…?」





「へーき!話しよう!ね!」




「フッ、分かったよ。


遊紗、ココア飲む?」



「飲みたい…」




「わかった、淹れてくる」




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