狼と子羊の物語


真っ赤になっていた姿をみて思わず




「か、可愛いー…ハっっ!」




こ、これはー…や、やばいっ…!



心に思ってる事が口にーー!







「遊紗、どの口が言ってるのかな?」




や、やっばーい!



獲物を狙う動物みたく目をギラギラさせ




目が笑ってなく口しか笑ってない!!!




危険な匂いー…ど、どうしよー……



「ゆーさーちゃーん?」



「ひぃぃぃー!」



に、逃げるしか!





「つーかまえた、逃がさないよ?」




「うきゃぁぁぁぁぁー!」



響くんこの後、わたしのくびに顔を埋め



私の首に赤い薔薇が何個も咲いていた













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