地味子でも。
あぁもうっ鬱陶しい。

誰もいないし、大丈夫だよね?

眼鏡を外して黒いおさげを

軽く引っ張る。

すると私の目の前に

現れる金色。

ふわり、ふわりと

飛ぶたび揺れる私の

金色は光を受けて宝石の

如く輝く。

_____...ようやく着いた。
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