強迫性狂愛
「な、なんだ…ぁ」


なんだ、最初から迅は私と一緒に寝るつもりでいたんだ。


よかった…





って、


私、ほっとしてるの?


………


違う!


違うもん!


自分の気持ちに、慌てて頬を押さえて


握っていた手を離そうとすると


その手を逃がさない、とでも言うかのように指を強く絡め取られた。

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