強迫性狂愛
「や……っ」

「ちゃんとベッドで休め」

「も…、やめてよ…」

「百花?」


せっかく、眠りにつこうとしてたのに


入りかけてたのに


眠れなくなるじゃん。


「どうした」

「…なんでもない。お風呂に入ってくる」

「入ったんじゃなかったのか」

「……迅、待っててくれる?」

「………」

「私がお風呂から上がるの」

「あぁ…」

「ありがとう…」


少しだけ、安心感を持って急いでお風呂に入った。

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