強迫性狂愛
それでも、信じてる。


信じたい。


生きているって。


だけど、その希望は、いつだって脆く儚く…沈んでいく。


不安という塊に、埋もれていく。



「だから、外に出したくないんだ」

「………」

「落ち着くまでここにいろ」

「迅…」


隣に座る迅をゆっくりと見上げた。

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