強迫性狂愛
その微笑みが間違いなく、自分に向けられたものなのだとわかった途端に


顔が真っ赤になるのがわかった。


バッと机に突っ伏して


なに?

なに?


私、彼に何かした?


……今のって、気のせい?


ただの…自意識かじょー?



そう思い、もう一度ゆっくり顔を上げると


もう転校生は自分の席についていて、変わりに三原先生と思いっきり目が合った。

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