強迫性狂愛
「変な人についていっちゃ駄目よ」

「大丈夫だよ」

「なにかあったら、電話してね」

「はいはい」



じゃあ、行ってくるね、と笑って手を振って外へ出た。




――…気持ちいい…



外の空気は、酷く私を癒やしてくれる。



あの、遠くに見える青い空とも私は繋がってる。



そんな心地いい感覚を昔から持っていた。
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