強迫性狂愛
「柚香が、わざと逃がしたことぐらい知ってる。よくよく考えたらそうだって。すぐにわかった。
だけど、あれだけひどいこと言ってお前をなじっておいて……すぐ仲直りとかできなかった。だから、中学に上がったら、またリセットして仲良くなろうって思ってたのに。おまえ、俺に対して迅とか功と同じように……一歩引いてしか話してこなくなった。笑わなくなった。
どうしていいか、わかんなくて…ゆかりんとか、そうやってふざけてしか……お前に……っ」
「………」
「なぁ、わかるか?俺の気持ちがわかるのかよ…っ?俺はずっと昔から変わってない。ずっとお前のことが」
「やめてっ!!」
「ゆか…」
「呼ばないでって…言ったじゃない……」
震える腕で、海斗に背を向けて保健室の扉に手をかけた。
だけど、あれだけひどいこと言ってお前をなじっておいて……すぐ仲直りとかできなかった。だから、中学に上がったら、またリセットして仲良くなろうって思ってたのに。おまえ、俺に対して迅とか功と同じように……一歩引いてしか話してこなくなった。笑わなくなった。
どうしていいか、わかんなくて…ゆかりんとか、そうやってふざけてしか……お前に……っ」
「………」
「なぁ、わかるか?俺の気持ちがわかるのかよ…っ?俺はずっと昔から変わってない。ずっとお前のことが」
「やめてっ!!」
「ゆか…」
「呼ばないでって…言ったじゃない……」
震える腕で、海斗に背を向けて保健室の扉に手をかけた。