強迫性狂愛
その日の夜も―…



気付けば、黒澤迅が隣で寝ていて。


どういうことなのか、問いただそうと起こそうと体を揺らしても、全然起きなくて。


諦めてベッドから出ようとしたら、羽交い絞めみたいに、抱きしめられてベッドから出れなくて苦しかった。


もう、隣で寝ていてもいい。


なんでもいいから、この腕と足を離して欲しい…


苦しくて、寝不足になりそうだった。

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