強迫性狂愛
百花の柔らかくて、温かな手に包まれただけで


今までの痛みはなんだったのかと思うほどの静寂が自分の中に訪れる。


そして、次にやってくるのは、温かな快感。


今までに感じたこともないような、体中を突き抜けるような快感だった。


俺は、それを逃したくなかった。


この温かなものが側にいてくれたなら、


俺は、希望を持てる


そんな気がしたんだ。
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