木漏れ日
HRの時間、
「先生ー、もう席替えしてから1カ月経ったし、席替えしよーよ!」
「よし、席替えすっか。確か前に使ったくじが教卓の中に…。お、あったあった。じゃぁ出席番号順に引きに来い」
席替えの結果―――…
俺は窓際から2列目の一番後ろの席になった。
隣、誰だろ。
「隣、小林くん?」
「お、小宮。お前席そこ?」
「うん」
「んじゃ、1カ月よろしくな」
「よろしくね。ラッキーな席だよね」
「あぁ。授業中寝れる♪」
「こらこら。寝たらダメでしょ。それに、一番後ろがよく見られてたりするかもよ?」
「…確かに。じゃぁさ、俺が寝てたら起こしてよ」
「アハッ、了解」
小宮と隣になるのは初めてで、こんなに話すのもぶっちゃけ初めて。
だけど、どうしてだろう。
小宮と話していると、心がとても穏やかになる――…。
「先生ー、もう席替えしてから1カ月経ったし、席替えしよーよ!」
「よし、席替えすっか。確か前に使ったくじが教卓の中に…。お、あったあった。じゃぁ出席番号順に引きに来い」
席替えの結果―――…
俺は窓際から2列目の一番後ろの席になった。
隣、誰だろ。
「隣、小林くん?」
「お、小宮。お前席そこ?」
「うん」
「んじゃ、1カ月よろしくな」
「よろしくね。ラッキーな席だよね」
「あぁ。授業中寝れる♪」
「こらこら。寝たらダメでしょ。それに、一番後ろがよく見られてたりするかもよ?」
「…確かに。じゃぁさ、俺が寝てたら起こしてよ」
「アハッ、了解」
小宮と隣になるのは初めてで、こんなに話すのもぶっちゃけ初めて。
だけど、どうしてだろう。
小宮と話していると、心がとても穏やかになる――…。