恋愛ビギナー

「お前の部屋は俺の部屋、だろ?」





「ウワーすごい自己中ー」




某アニメの某キャラクターのような言葉をドヤ顔で言ってのけたこの男は、幼稚園からの幼なじみ。




昔はお互いの部屋に行き来しては日がくれるまで遊んでいたけど、私達はもう高校生だ。




歳を重ねるごとに私が律の部屋に訪れる機会は減って、今はほぼ0に近い。




にもかかわらず、
律は度々私の部屋にやってきて、何をするわけでもなく帰って行く。






何がしたいのか、全く分からない。

< 3 / 3 >

ひとこと感想を投票しよう!

あなたはこの作品を・・・

と評価しました。
すべての感想数:0

この作品の感想を3つまで選択できます。

この作家の他の作品

公開作品はありません

この作品を見ている人にオススメ

読み込み中…

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop