咲かない桜が咲くまで
第九章【別れの季節…】
時が進み…二年生の終わりごろ…
春が切なそうな顔をしている…
「俺…大学決まった…」
「大学!?おめでとう」
「ありがとう!
それで勉強に励もうと思う」
「うん…頑張ってね!」
「それでさ…俺…夢が出来たんだ」
「夢?」
「琉良が俺と同じ大学に通う夢!」
嬉しい…凄く嬉しい…
「春っ…!私頑張る!…」
だけど
実は私の体は今危ない状態だ
結季の診断で20歳まで生きれたはずの
寿命は19歳と下がってしまった
大学にいけるかいけないかわからない…
「琉良の通知を知らせに迎えに来るよ」
「待ってる!」
結局二年生の咲かない桜は
私と春が別れた後も咲くことはなかった
春が切なそうな顔をしている…
「俺…大学決まった…」
「大学!?おめでとう」
「ありがとう!
それで勉強に励もうと思う」
「うん…頑張ってね!」
「それでさ…俺…夢が出来たんだ」
「夢?」
「琉良が俺と同じ大学に通う夢!」
嬉しい…凄く嬉しい…
「春っ…!私頑張る!…」
だけど
実は私の体は今危ない状態だ
結季の診断で20歳まで生きれたはずの
寿命は19歳と下がってしまった
大学にいけるかいけないかわからない…
「琉良の通知を知らせに迎えに来るよ」
「待ってる!」
結局二年生の咲かない桜は
私と春が別れた後も咲くことはなかった