光に向かって…
ふと




足元を見ると




きれいな花が




咲いていた




踏まぬよう




ゆっくりと




足を運び




そして




手に触れてみる




心が穏やかになる気がした




途方にくれていた心が




満たされていく気がした




花を摘みたいという衝動にかられる




手に取り、持ち帰りたいという考えが過る




私は花へと




そおっと




手を伸ばした




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