光に向かって…
けれど


厄介な日々こそが


生きている証なのではないか


願いが叶わないから


【切望】し願い続ける


それでも【絶望】したらなら


それもいい


きっと、後は這い上がるしかないから


簡単なこと


下まで落ちた人間は


後は上を向いてりゃいい




そんなこと、できるのかい？




と誰かの意地悪な声が聞こえる


無視すりゃいい


ただ、上を向いてりゃいい


気づけば、きっと


地に足着けて立っているから


しっかりと立っているから




【希望】を両手に握りしめ、上を向いて立っている




その時、私の足枷が外れる音が響いた気がした




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