Tragic Love
第一章

赤いバイク

ぶ──────ん!!

来た...

ぶん.ぶん.ぶ───ん!!
来た来た...

ぶ────────ん!!
来たぁ!!




何が来たかというと.赤い色をしたバイクだ。


最近.私の近所を騒がせている¨赤い単車野郎¨だ。


私はこのバイクの走っている姿を.二階から眺めるのが日課になっていた。



そんなある日.たまたま近くの公園で友達と語っていたら赤いバイクが.私達の目の前で止まった。


「あのさ.この近くに公衆電話ってない??」
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