秘密＊恋ゴコロ

*第3章*

☆おかしな先輩

飯野先輩が気になったため、
先輩のもとへ駆け寄る。


「香織…か？
情けないよな、俺は。」


「情けないわけないじゃないですか‼
先輩は、ちゃんとみんなに事情を説明しました。

みんなきっと、理解してくれていますよ。」



私は、そう言って、
飯野先輩を抱きしめた。


自分でも、
どうしてこんなことをしたのか、
わけがわからないけど。

飯野先輩のそばにいたかった。
飯野先輩から離れたくなかった。