秘密*恋ゴコロ
「ほー、お前も馬鹿じゃなくなったのか。」


「はぁ!?
あんたよりは馬鹿かもしれないけど、結構頭いい方だし☆」



そう言って、髪を緩く巻いて、メイクを施した。

少しでも、可愛くなれるように。
飯野先輩の目に映る私が、最高の姿でいられるように。

そう願いながら...



電車が確か、11:30。
今、11:25だから...

って、え!?
11:25って、あと電車が来るまで5分しかないじゃんか!!
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