秘密*恋ゴコロ
「ん、っんーん...」


息が止まりそう。

苦しくなって、私は飯野先輩の胸を叩く。



「あれ、香織、感じちゃった?」


飯野先輩は、不敵な笑みを浮かべる。


なっ、なに、この俺様で、強引で、ナルシで、最低な男は!!



「先輩、キスは好きな人とするものなんですっ!!

私は、飯野先輩のことが好きじゃないので、こういうことはやめてください!!」
< 32 / 267 >

この作品をシェア

pagetop