天使が空から、降りてきた。
「…?あっ、俺の名前は、勇、よろしく。」

彼が、ニコッと微笑んでる。


 「ふ~ん、勇(ゆう)って言うんだ。よろしく…。」

私は、とりあえず、よろしくと、言ってみた。

心の中では、保証人の事が気になっていた。

それに、私の名前を、マリナと呼んでくれれば、

それで、何も、問題なく、このイケメンの人の

名前など、興味なかった。

保証人になってくれないのなら、用はない。

私は、くるっと後ろを向いて、次の保証人の

ターゲットを、探しに行こうとした。


 「ちょっと、待って!お腹すいてるんだよね。

 近くに美味しいカレー屋があるから、行こう!」

美味しいカレー屋という言葉に、呼び戻された。

お腹のぐぅ~という音は、なりっぱなし

だったし、美味しいカレーというものに、

心が動いた。


 「うん、わかった。行ってもいいよ。」





 
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