僕のとなりは君のために
小鳥のさえずりが聞きながら目覚めた。

カーテンの隙間から一縷の日差しが差し込んできて、僕に朝の到来を告げる。

時計を見ると、まだ七時前だ。

普段なら寝ている時間帯なのに、今日はやけに目覚めが早い。

布団から抜け出すと、少し眩暈を覚えた。

朝食を済ましても、まだ八時前だ。

授業までには十分な時間がある。

テレビを眺めていても、すぐに退屈になってしまう。

まだ十時前だけど、学校に行こう。

靴に足を滑らせ、玄関の前で深呼吸した。

もうすぐだ。



もうすぐ、君に会える。
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