Disteny~Plelude~
変化してゆく日常



最近夢を見るんだ。


「……テ。 タ…ケテ……」



まず洋館が目の前にパッと最初に現る、その刹那次に目の前に現れるのは十字架に眠って動かない吊るされた綺麗な一人の少女。





色素の薄い、金に近い髪の色で透き通るような白い肌に桜色の唇。



俺から見てどこか悲しそうな表情をしている。


「……テ、タ……ス」


そしてどこからか聞こえてくるか細く透き通る様な声。


たぶん十字架に吊るされた少女の声だと思う。この声はいつも俺に言うんだ。


「タ……ス…ケテ」と。


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