Disteny~Plelude~
それは今にも雨が降りだしそうな日の事だった。確か私は×××から自分の家へ帰ろうとしていた時だった。
「見つけたぞ……」
「キャア!!」
何者かから私は襲われた。……それぐらいしか覚えていない。
「でさ、君の名前は?」
目の前の男の子が訪ねる。
「私は大道寺聖蘭(ダイドウジ セイラ)住みは……あれ高校は……」
……私どこに住んでた?高校は?……おかしい、思い出せない。名前しか覚えていない。
「……ごめんなさい名前しか思い出せないみたいで」
男の子は目をまん丸にして私を見つめた。