【完】アタシは3代目。



相手をするって、おじさんの!?



あたしお父さんくらいの年齢の人は、絶対に相手にしたくないんだけど。



てかあたしは大地以外は考えられない。



「すみません。きょーみ無いんで」



あたしはおじさんがポカーンとしてるすきに逃げ出した。



はぁ…。



気持ち悪いおじさんに変なことされなくてよかった。



こう言うときに大地が助けに来るんでしょうが!



あたしが悪いんだよね。



「…大地」



大地はあたしのことどう想ってるの…?



あたし寂しいよ。



大地どこにいるの?



会いたいよ…。



「呼んだか?」



この声は…



「大地…?」



「何が『大地…?』だよ。
俺結構探したんだからな!ナツさんに『お嬢を見つけねぇ限り飯抜き』って言われたんだからな!」



「ごめんなさい」



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